これまだ勘違いしてる人が多いんで知ってもらいたいんですけど、ルフィの台詞だと思われてる「何が嫌いかより何が好きかで自分で語れよ」はONE PIECEではなく「ツギハギ漂流作家」という漫画のコラ画像なのです。
コラ← →元ネタ pic.twitter.com/AnqbDegq0p
— いつき (@luffy030852) May 3, 2021
『何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ』!!
このセリフはジャンプ作品の名言として多くの読者の記憶に残りました!
ネット上ではルフィが発言したセリフとして使われていることが多いですが、実はこのセリフはルフィが発言したセリフではなく、「ツギハギ漂流作家」という2006年10号から同年30号まで連載された作品の主人公のセリフです。
連載自体は前に終わっていますがセリフは印象的なものとなり、いまだにネット上では使われていることが多々あります。
このセリフはルフィのセリフではないかと、ワンピースの中で出たセリフとして覚えている人もいるようです。
ルフィとツギハギの関係とは?
ツギハギ漂流作家とはどんな作品だったのか?
ツギハギ漂流作家についてまとめました!
元ネタは「ツギハギ漂流作家」
『何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ』の元ネタは「ツギハギ漂流作家」という作品です。
「ツギハギ漂流作家」は週刊少年ジャンプで2006年10号から同年30号まで連載されました。
作品自体は途中で打ち切りになって終わるという残念な結果になってしまいましたが、このセリフ自体は印象的なものとなり、今も多くの人に覚えられている名言となりました。
名言「何が好きかで自分を語れよ」は主人公が最終回で言ったセリフ
ツギハギ漂流作家の名言『何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ』。
この言葉は主人公の「吉備 真備(きびの まきび)」が言ったセリフで、この作品の最終回(最終話)で登場しました。
村人たちが猫と犬のどちらが嫌いかで喧嘩している時に、真備が村人たちに対して放った言葉です。
どうしてお互いの欠点探して傷つけ合ってばっかいるんだよ
百の罵声をあびせるよりも好きなもん一つ胸張って言える方がずっとカッコいいだろ
何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!!!
ツギハギ漂流作家の打ち切り理由
#漫画好き#打ち切り漫画
#148「ツギハギ漂流作家」
作 西公平 全3巻
皆様お待たせしました
有名な打ち切り漫画になります物語の舞台は、漂流録が全出版物の95パーセントを占める世界。その漂流録の神様と言われるフジワラ・ノ・フヒトの弟子を自称する漂流作家・吉備真備が、秘境を旅する冒険活劇 pic.twitter.com/e7vtFC2Aah
— ちんぱん院さん (@miuraiskill) February 21, 2021
2006年10号から同年30号まで連載された「ツギハギ漂流作家」。
途中で打ち切りになって終了してしまいましたが、連載漫画の場合は人気のない作品は打ち切りになり、また新しい漫画が連載されていくという繰り返しです。
ツギハギ漂流作家の打ち切りの理由については、何か特別な事情があったなどの情報はなく、シンプルに人気がなかったため打ち切りになって終了してしまいました。
連載中も本誌の後ろ側に掲載されていることが多く、なかなか上位作品に食い込むことが難しい状況でした。また、同時期にはワンピースやナルト、こち亀や銀魂などの人気作品も多く掲載されていたため、なかなか人気を勝ち取ることが難しかったのかと思われます。
ツギハギ漂流作家という作品について「パクリ」という声もあり、これは絵がワンピースと似ているという理由で言われていました。
作中に登場するキャラクターは、主人公の場合はワンピースの主人公のルフィに似ていると言われ、ツギハギ漂流作家の作中での名言のシーンも非常にルフィに似ていることからコラ画像が上がって話題となりました。
他にもワンピースのキャラクターのサンジやウソップと似ているキャラがいるなど、絵柄が似ていると言われていました。
絵柄が似ていることでパクリと思う人もいて、内容がつまらないという理由でなかなか人気が出ず、最終的には打ち切りになってしまいました。
ツギハギ漂流作家の巻数は全部で何巻?
ツギハギ漂流作家の巻数は全部で3巻です。
2006年に週刊少年ジャンプで連載され、同年にコミックスが1巻・2巻・3巻と発売されました。
ネット上で使われる名言「何が好きかで自分を語れよ」
何が嫌いかより
何が好きかで自分を語れよ!!!
『ツギハギ漂流作家』最終話のセリフよくルフィにコラであてられるセリフなんだけど、これ名言だと思うよ。 pic.twitter.com/n1zgFRyYDn
— フジダイ&VTギンタ@光の絵師兼料理人兼園芸師兼リアルクラフター兼自営業 (@fujidai_s) October 22, 2019
フリーザ様の名言。やっぱりこういう上司がいい。#ドラゴンボール pic.twitter.com/4SJdPcg9dC
— ゆずず (@yuzu0905) March 27, 2014
ネット上ではこの「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ」が様々な場面で使われています!
画像ではルフィが放った言葉として使われていますが、実際にはルフィはこの言葉は言ってません。
「ONE PIECE」と「ツギハギ漂流作家」は同じ週刊少年漫画の作品というだけで、作者が同じだったりコラボしたりということはなく、ルフィとツギハギは無関係になります。
そのため、ネット上で使われているルフィの「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ」は完全なコラ画像となります。
なぜこのセリフがルフィを使ったコラ画像として使われているのかというと、やはり元ネタのこのシーンの真備がルフィと似ているからということかと思われます。
真備とルフィは髪型や髪色、目や口の大きさなど似ている部分があり、さらにこの「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ」のシーンの真備は特にルフィに似ているということで、このシーンがコラ画像として使われたのでしょう。
ゲームでも使われた名言「何が好きかで自分を語れよ」
ツギハギ漂流作家の
「何が嫌いかより
何が好きかで自分を語れよ!」って
セリフよくコラ画像とかで
ルフィが言ってるセリフあるけど
あれはあくまでもコラで
実際はルフィ言ってないんだよね…↓???? pic.twitter.com/POvAIxlHU4
— 夕霧 a.k.a. 地獄太夫 (@YUGIRI_0415) June 10, 2021
「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ」は2014年に発売されたゲーム「Jスターズ ビクトリーバーサス」のルフィのセリフとしても登録されています。
実際にはルフィはこのセリフを言ってないのですが、なぜかゲームにルフィのセリフとして登録されるという事態が起こりました。
まとめ
『何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ』の元ネタはワンピースと同じく週刊少年ジャンプで連載された「ツギハギ漂流作家」という作品です。
ネットではコラ画像としてルフィが発した言葉として使われていますが、実際にはツギハギの主人公・真備のセリフです。
印象的なセリフでこの時のコマが確かにルフィに似てますね。
真備とルフィは見た目が似ているということで、このコラ画像が作られたのかと思います。そして画像だけではなくゲームにまで収録されるという驚きの出来事が起こりました!
『何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ』は名言ですね。
自分の嫌いなものを言うより好きなもので自分を表現するという良い考え方とも思えます。嫌いなものより好きなものを探す方が楽しいしポジティブですよね😄
『何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ』!!ツギハギの名言。かっこいい😄
ツギハギ漂流作家が凄いのは、最終話のこのセリフがルフィのコラに使われて、さらにそのコラ画像がパロディに使われて、PS3のジャンプゲーのスタッフがルフィのセリフと勘違いして、田中真弓がこの台詞を収録するに至ったところ pic.twitter.com/QsBaaz5ixu
— 19-885 (@19_885) September 20, 2016
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